三ノ丸
2019年(平成31年)2月2日


メ モ
今年も早くも2月になり近場の冬山もピークを迎えている。正月以来山歩きはご無沙汰しているが、天気予報では2日は冬型の気圧配置も緩んで好天気となるとの予報だったので、冬場の晴天にはなかなか巡り合えそうもない氷ノ山に行く絶好の機会と考えて計画を立てました。
ルートは、積雪期の氷ノ山でもっとも人気があり、冬期の氷ノ山は初めての私でも行けそうな、わかさ氷ノ山スキー場からリフトを利用して三ノ丸経由で登り、氷ノ山越からスキー場に戻ってくるものとしました。
2月2日の午前4時過ぎに起床。4時50分に車で家を出発。第二京阪、近畿道、中国道を走って山崎ICを出たあとは国道29号を進んで行く。宍粟の町を通り抜け、引原ダム湖の傍を通り、新戸倉トンネルを過ぎて若桜町から国道482号に入り、スキー場に着いたのは午前8時10分だった。無料駐車場にはまだ余裕がありました。奥の方に止めて一休みです。
空模様はどうかな、とまわりを見てみると予想に反して曇り空。見通しはよいものの、遠くの方まで比較的低い雲が続いている。そのうち晴れてくるのかなあと思ってしばらく様子を見ていたところ、9時を過ぎるとところどころ雲が切れて青空も覗くようになって来た。まだまだ回復には程遠い状態だったが、あまり遅くなるのも問題なのでとりあえずリフトに乗って上に行ってみることにしました。

行 程

第二リフトトップ

P1376分岐

三ノ丸

P51376分岐

第二リフトトップ

わかさ氷ノ山スキー場

距離     : 7.1km
最大標高差: 695m
累積標高  : 310m




天 候

曇り

 
 
(日本気象協会tenki.jp : 過去天気)

山行記録

 
午前8時10分に無料駐車場に到着。写真は8時50分ごろの様子。


 
 午前9時30分ごろにリフトに乗り込む。上空を覆う雲はなかなか切れそうにない。


途中でリフトを乗り継いで午前9時50分ごろに第二リフトトップに到着。
ここは標高1200mほどのところで、一気に450mほどの高度を稼ぎました。


リフトトップからの眺め。
低い雲が垂れ込めているが遠くの見通しはよい。


 
 リフトトップでワカンを履き、用意を整えて午前10時に出発します。
初めしばらくは樹林の中の急登が続く。


 
 既に多くの人が山に入っており、雪は踏み固められているので歩行には支障はありません。


 
 雲に覆われた稜線。天候はなかなか回復しない。


 
 30分ほど登って行くと頭上が明るくなり見通しも開けてくるが、
あいにくの空模様で今一つ気分が盛り上がらない。


 
稜線にかかる雲が切れた瞬間。遠くに見えるのは赤倉山か?


 
西側の眺め。遠くの白い山は東山かな?よく分かりません。


 
樹林の尾根の急登が終わって午前10時45分にP1376との分岐点に到着。
このあたりから木々もまばらになってまわりの眺めがよくなる。


 
分岐から振り返り見た眺め。


 
分岐点で少し休憩してから先に進みます。


 
稜線まであと少し。
晴れていればテンションの上がるところだろうが、今日は気分は今一です。


行く手の左に三ノ丸の稜線が見える。空は全く晴れそうな気配がない。


 
 稜線近くになると雲も近くになり風も出てきました。


 
 三ノ丸に近づくと東屋のような建物がありましたが立ち寄らずに頂上を目指します。


 
 三ノ丸避難小屋。中は人で一杯かもしれない。


 
 避難小屋の前をとおって午前11時25分に三ノ丸に到着。
見通しは悪く、天気の回復の見通しもななさそう。


三ノ丸から少し下ったあたりで、この先展望も得られそうにないと判断し次の機会に期して潔く引き返すことにした。
三ノ丸を越えてP1376との分岐に近づくと時折青空も見えるようになったが時すでに遅し。


P1376との分岐まで戻る。
だいぶ青空が見えてきたが稜線付近の雲が完全に晴れるところまではいかないようでした。


下りのリフトは利用できないためスキー場の縁を下って行きました。
途中でリフトトップを振り返る。


踏み抜きを繰り返しながら午後1時25分にゲレンデに降りてきました。
氷ノ山まで行けずに残念な結果となったが、無理をせず次の機会を気長に待つことにしよう。



コースタイム
往  第二リフトトップ(10:00)−P1376分岐(10:45-10:50)−三ノ丸(11:25)−折り返し点(11:40)
復  折り返し点(11:50)−三ノ丸(12:00)−P1376分岐(12:25)−第二リフトトップ(12:40)−わかさ氷ノ山スキー場(13:25)

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