三峰山北尾根(学能堂山~三峰山) 2025年(令和7年)5月13日 |
午前6時半過ぎに登山口の第2駐車場に到着。先着の車が1台止まっていました。 今日は爽やかないい天気で絶好の登山日和です。すぐに支度をして午前6時55分に出発しました。 |
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まず学能堂山に向かいます。 駐車場を出て村道を左に行き、すぐに右の道に入って行きます。 |
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明るい上村の集落を眺めながら進んで行きます。 |
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15分ほど行くと道標がありました。 |
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林道を少し行くと獣除けのゲートがありました。 |
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林道を進んで行きます。朝日が差し込んで神々しい。 |
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小さな沢に沿って行きます。 |
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ゲートから15分ほどで広場に出ました。ここで右に折れて行きます。 |
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右に折れて少し行くと道標があった。林道と分かれて左の山の中に入って行く。 |
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植林の中を進んで行きます。 |
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やがて小さな沢に沿って進むようになる。 |
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沢に沿って登って行くと再び道標があった。沢から離れて登って行きます。 |
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道標から10分ほど登って行くと峠が見えてきました。 |
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午前8時10分にコスマ峠に到着。小休止します。 |
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峠の道標。学能堂山方向の案内しかない。やはり三峰山方面は一般向きではないようです。 |
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少し休んでから学能堂山に向かいます。 |
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植林帯を一登りした後も登りは続く。右側は自然林となっている。 |
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右前方に緑の山並みが見えてきました。白土山かな。 |
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小さなピークを越えて右に折れて行きます。 |
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小ピークから先は新緑がきれいです。 よく見るとこんなところに車道の跡のような広い道がありました。地図で確認するとやはり車道のようでした。 今は使われていないようですが、かつては林業に使われていたのでしょう。 |
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白土山二は8時50分着。登山道の一通過点のようで山頂という感じはしませんでした。 |
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近くに山ツツジが咲いていました。新緑の中の鮮やかな朱色が目を引きます。 |
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本日の紅一点でした。 |
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少し下って行くと前方に学能堂山が見えてきました。 |
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一下りしたあとは植林の中の起伏の少ない道を進んで行く。 |
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そのあと学能堂山への急登が始まります。標高差は100mほどです。 |
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樹林を抜けた後も急登は続く。この辺りは少し足場が悪い。 |
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高度を上げて振り返ると先ほどの白土山が見えました。その彼方に高見山も。 |
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山頂が見えてきました。ここも山頂の一角ですが。 |
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午前9時30分に学能堂山に到着しました。今日も貸し切りです。 |
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局ヶ岳と栗ノ木岳が背景の山名標識 |
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北に大洞山と尼ヶ岳。今日は天気は良いが少し霞んでいる。 |
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左に室生火山群の山々。こちらは後回しの繰り返しで未踏の山々です。 |
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南に三峰山。西と南の展望は眺めがよい山頂の南側(登り着いたところ)に移動します。 |
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西側の眺め。左手前に白土山。遠くに高見山北尾根や台高山脈北部の山。 |
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白土山(右)と三峰山。これからあの北尾根を歩いて三峰山まで行くのか・・・。 |
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高見山を拡大。左はトクマ山かな。いづれはあの稜線も。 |
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遠くに台高山脈北部の山々。桧塚や明神岳、国見山などが見えます。 |
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これから歩く北尾根を拡大。途中に一峰から三峰があるようだがよく分からない。 (帰っていろいろ調べた結論は画像にマウスポインターを重ねると表示されます。確信はないが) |
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三峰山の左には修験業山から栗ノ木岳、庄司ノ高、局ヶ岳が続く。 |
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局ヶ岳を拡大。左手前のギザギザはP942。 |
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山頂で30分ほど過ごしてから三峰山に向かいます。まずは急降下。 |
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白土山への途中で、往路で気が付かなかった東俣山の山名板。 |
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10時35分に白土山を通過。 |
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山頂付近の大木を暫し鑑賞。 |
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10時55分にコスマ峠に戻ってきました。 小休止のあと11時に出発。これからが本日の核心部です。 |
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まずはコスマ山へ。標高差25mほどを緩く登って行きます。 |
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コスマ山に到着。特に何もないのですぐに出発します。 |
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コスマ山から下っ行くと左側の斜面が崩壊した見通しの良い鞍部に着きました。 右の栗ノ木岳から局ヶ岳までがよく見えます。 |
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栗ノ木岳から庄司ノ高を経て局ヶ岳へ続く稜線。 |
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鞍部から標高差30mほどを緩く登って行くと行く手の樹林の向こうに青空が見えてきました。 仏来山の稜線と思われます。 |
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仏来山の稜線に出ました。仏来山の稜線は北尾根から別れて西の方に続いています。 稜線の南側は大規模に伐採されていました。 |
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仏来山山頂。コスマ山と同程度の高さです。 |
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仏来山山頂から北尾根縦走路方面 |
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伐採値を俯瞰します。見事に伐採されています。この後どうするんでしょうか。 |
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痛々しい風景ですが、遠くの眺めは素晴らしいです。右は高見山方面。 高見山と三峰山の間の稜線が見えていますが詳細不明です。今後に備えて調べておこう。 |
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南の正面にはこれから向かう北尾根の核心部。 この仏来山から一旦大きく下って写真中央の新緑が目立つ台形の稜線を進み、 その後三峰から一峰を越えて高度を上げて行き、最後に三峰山に取り付くようです。 |
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仏来山から下って行きます。鞍部まで80mほど。 |
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鞍部から登り返して行きます。 |
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一登りすると道は平坦になります。 |
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その後再び登りとなります。 |
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50mほど登ってP847に着きました。しかし、なんやかんや言ってもまだコスマ山や仏来山の高さに戻っただけです。 ここは第三峰と思われますがそれらしき標識は見あたりません。違っているのかも? |
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P847から少し下って鞍部に着きました。 ここからはP959への標高差150m程の本格的な登りとなります。 |
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木の根が犇めく尾根道を登って行きます。 |
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写真では分からないがそこそこの急登です。 |
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急登のあと緩くなった尾根を進んで午後1時ちょうどに小さなピークに着きました。 傍らの木に三峰北尾根二峰と書かれたテープが巻かれていました。 |
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まわりはこのような様子でした。 |
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そこから少し行くとP959でした。なぜここを二峰としないのだろうか。 |
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不思議に思いながら下ったところは次のピーク(おそらく一峰)との鞍部。 地図を見るとこの先は山頂まで殆ど登り詰めのようなので少し休憩することにしました。 |
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出発後小さなピークを越えたがどうやらそこが一峰のようでした。気付かずに通り過ぎてしまった。 そのあと三峰山山頂まで約270mの登りが始まる。 |
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始めのうちはそれほどの急登でもない。 |
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標高が1100mを越えるあたりから本格的な急登となります。 しかし両手両足を使うほどの登りではない。疲れも出てきたのでとにかくゆっくりとペースを保って行く。 |
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1200mを越えると勾配も緩くなるが、疲れてきたのでペースは上がらない。 最後の一登りがなかなかしんどいです。 |
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山頂が見えたときはもう登らなくて済むと思いホッとしました。 |
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午後2時20分に三峰山に到着。貸し切りです。 |
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眺めは室生火山群方面のみ。 |
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すぐに山頂を発ち八丁平に向かった。ここも貸し切り。要は今日は全山貸し切りです。 霞んだ空ではあったが八丁平からは何とか左の迷岳から右の明神岳方面までの台高山脈の山々が見えました。 |
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大台ヶ原方面。中央に日出ヶ岳と三津河落山。右に池木屋山。 |
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左の池木屋山から千里峰、赤倉山、千石山など。右端は桧塚。 |
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少し休んでから八丁平を後にします。 |
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大日如来に道中無事のお願い。 |
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避難小屋手前の分岐まで下ってきました。 これまでの登り下りはすべて登尾ルートだったので今日は不動の滝ルートを下ることにしました。 |
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つづら折りの階段の道をドンドン下って行きます。 これを登るのは精神的に少しきつい感じがします。 |
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漸く階段の下りが終わって平坦な道になりました。 |
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まだ新しい道標を過ぎると滝が見えてきました。 |
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午後3時35分に不動の滝に着きました。 |
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下を覗き込みます。水量豊かでなかなか豪快です。 |
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全景。右上に先ほどの祠。滝の高さは20mほどだそうです。 |
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不動の滝の入口 |
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車道を歩いて行くと大きな伐採地がありました。切株が白い墓標のようでした。 |
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登尾ルートとの分岐を通過。 |
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午後4時10分に駐車場に戻ってきました。 今日も長時間、長距離のルートを無事歩き通すことができ、有難いことです。 |
コースタイム |
御杖村駐車場(6:55)-ゲート(7:10)-コスマ峠(8:10-8:15)-白土山(8:50-9:00)-学能堂山(9:30-10:00) -白土山(10:35)-コスマ峠(10:55-11:00)-仏来山(11:30-11:35)-P847(12:15)-P959(13:00-13:25) -三峰山(14:20)-八丁平(14:30-14:40)-不動の滝分岐(14:55)-不動の滝(15:35-15:40)-御杖村駐車場(16:10) |