高見山 2017年(平成29年)2月16日 |
”たかすみ温泉”の駐車場。車は私の他に2台のみ。 支度をして午前6時15分に出発。まわりはまだ薄暗いがヘッドランプをつけるほどでもなかった。 |
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駐車場の奥まで行き、平野川に沿って進んで”たんのうら橋”を渡って左に折れたところが登山口。 その後しばらく平野川に沿って行き、右に折れて小さな沢沿いに緩く登って行く。 |
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つづら折りの登りのあと、しばらく平坦な道を歩いて行くと小さな沢に出会う。 沢を渡り、その沢に沿って進んで再び沢を渡ると避難小屋があり、その傍らに樹齢7百年の高見杉が立っていた。 登山口からここまで1時間弱で午前7時10分に到着。 |
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高見杉から杉谷分岐までは小さな尾根の登りとなる。 分岐近くまで来ると木々の枝に雪が張り付いており真冬の景色のようだったが、 今日は気温はそれほど低くなく、歩いていると少し汗ばむくらいでした。 |
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分岐には午前7時45分に到着。冷たい風が吹き抜け、少しヒンヤリとする。 |
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分岐から一登りして馬酔木の中を進んで行く。雪が積もりトンネルのようになっている。 |
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木々には霧氷は見られず、真綿のような雪が張り付いていた。 |
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国見岩や息子岩を過ぎて登って行くほどに木々は白くなってくる。 しかし霧氷や着雪が混ざっていてあまり綺麗な状態ではありません。 |
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笛吹岩手前の木々に積もった雪のトンネルの道。 |
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午前8時25分に笛吹岩に到着。 |
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笛吹岩の展望地からの眺め。明神平付近の台高の山々が一望の下でした。 |
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笛吹岩を過ぎると高見山の冬景色は本格的になってきます。 |
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今日は水彩画のような霧氷ではなく、着雪も混ざった油絵的な状態ですが、 それでも青い空をバックにした景色はなかなか綺麗です。 |
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いつも写真を撮るところ。雪の固まりが木々に張り付いている状態です。 |
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途中で見かけた登山道脇の立木の霧氷 |
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山頂への道 |
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山頂が近づいてきました。 |
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もうすぐ山頂です。 |
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今年も小さなモンスター達が出迎えてくれました。 |
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山頂直下から振り返る。登ってきた白い尾根の彼方に金剛山と葛城山が見える。 |
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霧氷と着雪に覆われたミニモンスター |
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目が醒めるような景色を独り占めすることが出来て、朝早くから登ってきた甲斐がありました。 |
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登ってきた道を振り返る。 |
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巨大霧氷(1) |
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巨大霧氷(2) |
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山頂のミニモンスター群を一とおり見て回ってから避難小屋に向かいます。 |
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避難小屋の様子。平日の早朝ということもあって無人でした。 |
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午前8時40分に山頂に到着。避雷針に霧氷はありませんでした。 |
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高見山神社の後ろに回って東の方を眺める。写真は曽爾高原から倶留尊山方面。 |
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三峰山方面 |
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迷岳方面。 今日は中部山岳の展望を期待していたのだが、地平線付近は春霞のような状態で、遠くの眺めはダメでした。 |
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東方面の景色を確認してから避難小屋の上の展望台に向かう。 |
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南には、この高見山から続く台高山脈。 |
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桧塚方面。桧塚や桧塚奥峰が見える。 |
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国見山や水無山。左の丸い頂は明神岳? |
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薊岳。 台高山脈のこれらの山々はいづれも標高1400mほどで、高山の少ない近畿地方では貴重な高さです。 |
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右には少し霞んで大峰山脈 |
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特徴ある山容の大普賢岳 |
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大峰北部の山上ヶ岳。山頂の右下に宿坊が見えます。 (画像の上にマウスポインターを置くと拡大されます) |
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西には金剛山と葛城山 |
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金剛山と葛城山を望遠で |
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休憩を含めて山頂で30分ほど過ごしてから下山にかかります。 期待以上の景色に名残を惜しみながら。 |
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山頂を振り返ります。 |
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山頂のミニモンスター達にお別れ。 |
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無人の尾根道を下って行きます。 |
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尾根上の雪が付いた樹。今日は霧氷ではなく着雪がメインと言うことがよく分かります。 |
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笛吹岩を過ぎると着雪の量も少なくなってくる。 |
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息子岩付近の馬酔木に降り積もった雪 |
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国見岩付近 |
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午前10時に杉谷分岐に到着。 |
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平野に向かって下って行く。 |
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高見杉には午前10時20分着。山頂からここまで1時間強。 |
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平野に向かう途中で高見山を振り返る。 |
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山頂付近を望遠で。神社の避雷針やミニモンスター達が見えます。 |
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たんのうら橋に戻る。 |
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駐車場には午前11時10分に戻る。5時間ほどの山行でした。 今日は綺麗な霧氷と言う訳にはいかなかったが、それでも青い空を背景にした白い木々の景色はなかなか見応えがありました。 |
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帰途、新木津トンネル付近から高見山を見る。 |
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これまでの高見山霧氷山行 (画像をクリックすると山行のページへ) |
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コースタイム |
往 平野登山口(6:15)−高見杉(7:10)−杉谷分岐(7:45)−高見山(8:40) 復 高見山(9:10)−杉谷分岐(10:00)−高見杉(10:20)−平野登山口(11:10) |